ブログ|安心の歯科治療 - 仙台市太白区富沢の歯科 - きしかわデンタルオフィス

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マイクロスコープ2台目が入りました。

2020年06月05日(金)

最近歯科用顕微鏡の使用率が勤務医の先生とブッキングすることが多かったので3番ユニットに簡易型のマイクロスコープを導入いたしました。

 

使い勝手が良かったので、今後も他のユニットに導入していつでもマイクロスコープが覗けるようにと考えています。

 

 

できれば全てのユニットにマイクロスコープがつけば文句なしです。

 

 

歯科用ルーペも評価の高いユニバットの最高倍率を買いました、オーダーメイドでイタリア製の為発注して納品されるまでに時間がかかりました。

 

確かにレンズの性能が高く良く見えます、でもマイクロスコープの方がやっぱり疲れないし、見やすいですね。。。

 

 

 

 

側枝が原因で歯槽骨が溶けているケースです。

 

 

珍しいケースではありますが、体感の難易度は高いです。

 

 

 

バイオセラミックで側方まで詰めることができています。

 

後は骨の再生を待ちましょう。

 

 

 

インプラントも必要なケースでは行っています。

 

骨の厚みが3mmぐらいしかないので骨の造成が必要です。

 

普段のインプラントや骨造成であれば歯科用ルーペで十分なのですが今回は上顎洞(副鼻腔)に造成が必要です。

見えない場所の粘膜を触る必要があったのでマイクロスコープを使いましたが、すごく楽でした。

 

 

 

 

 

 

5月初旬から発症したヘルニアが徐々に改善しています。

 

 

 

健康って大事ですね。。。。。

 

名古屋でのセミナー

2020年02月13日(木)

EEデンタルの先生によるダイレクトボンディングのセミナーに行ってきました。

 

 

勤務医の頃からこの先生のブログは読んでまして、少なからず歯科医師としての考え方に影響受けています。

 

 

 

マイクロスコープで実習出来る豪華なセミナーでした。

 

 

今後も知識と技術のアップデートを行っていきたいと思います。

 

 

今年は4月に根管治療(東京)、10月に補綴(大阪)マイクロ治療(奈良)の勉強会を受講予定です。

 

 

勤務医の先生は今週、来週と歯周治療や根管治療のセミナーに参加するので予約枠が少なくなっております。

 

 

ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いいたします。

 

 

治ると安心します

2020年01月20日(月)

お久しぶりです。

 

感染した歯の根の治癒にはそれなりの時間がかかります。

 

 

 

 

かなり綺麗に根管充填されていますが、それでも根の先の骨は溶けて根尖病巣を作っています。

 

 

根の治療も何回か再治療されているのか根の中も大きく削られた後で、これ以上再治療で削ると歯の破折等のリスクがかなり高まります。

 

 

歯の強度の増加、細菌経路の封鎖諸々の利点を考えるとMTAによる封鎖が良いと判断します。

 

 

 

治療後一年後

 

 

 

骨の再生も認められ綺麗に直ってきてくれています。

 

 

根の先の骨が大きく溶けてなくなるのも数年かけて発生するので、治癒に伴う骨の再生も時間がかかりますが再生する時はしっかりしてくれます。

 

 

 

他のケースでも

 

 

かなり大きく歯の周囲の骨が溶けています。

 

検査すると歯周病で溶けてはいない(歯周病が絡むと骨の再生が難しい)、歯も動揺が強かったですが一度保存をしてみることにします。

 

 

一年後

 

 

大きく欠損していた骨が再生しています。

 

 

自分の歯が残るかどうかは根の治療の成否が大きく影響します。

 

 

ただ、根の治療ですがどれだけ上手な歯科医師が治療しても100%成功するとは限らないということです。

 

 

そして再治療になればなるほど治療は困難になっていきます。

 

 

一番良いのは虫歯にならない、神経を残す等の大きなトラブルを防ぐことが大切です。

 

 

 

来月は東京や愛知に勉強で出かけるので不在の時もありますが、ご理解いただければ幸いです。

 

 

 

今年もよろしくお願いいたします。

すっかり秋になりました

2019年09月20日(金)

久しぶりの更新です

 

9月15日、東北大学病院の研修医の先生方が3名当院の治療の見学にいらっしゃいました。

 

 

 

他県の歯科医師の先生から当院の見学を勧められたようで、嬉しい事です。

 

 

 

歯科医師として働いていく事で考え方等を伝えましたが、これは歯科医師一人一人構築されるものなので難しいですね、、、

 

 

 

 

今後も後輩に負けないように診療アップグレードしていければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5-Dのセミナーが終了してしばらくブログはお休みしておりました。

 

 

 

予約が確保し難い状況を改善するために、勤務医の百々先生に来て頂いております。

 

 

 

元々は東北大学の1年下の後輩で、同じテニスサークルに所属しペアを組んでいました。

 

 

 

 

勤務医の先生を雇用する時に難しいのが得意分野だったり、向上心があるのかの見極めだと思っています。

 

 

 

 

なので、できれば知り合いの先生から常勤の先生はお願いしたいと考えておりました。

 

 

 

 

ルーペ(拡大鏡)は使用するのか、セミナーや勉強会に自発的に参加しているのか

 

 

 

 

今まで1人で勉強することが多かったのですが、向上心がある仲間が増えるとモチベーションも向上しますね。

 

 

 

 

そんな百々先生ですが、休みを使って勉強頑張って頂いております

 

 

歯周病学会や

 

 

 

歯の根の治療等

 

 

 

 

今度東北大学関係で発表するとのことで、感心しております

 

 

 

 

 

色々とこのようなブログを書いておりますが、私の病院は一般的な保険医療機関の1つに過ぎません

 

 

 

保険診療を基本として日々診察させて頂いており、治療は基本30分、経過観察や消毒等の診察は治療の合間に見ております。

 

 

 

大学病院では患者さん1人に保険診療で90~180分まで診察時間を確保できますが、当医院では申し訳ないですが難しいです。

 

 

 

 

なので大学病院等での治療を受けられてきた方で当院に来院される方は、その点ご理解いただければと思います。

 

 

 

客観的に直せるもの、レントゲンやCTに移る病気や虫歯、歯周病は治療して改善させますが、歯の周囲の違和感、舌や口腔内の痺れ、時には歯の痛み(筋膜痛の錯誤通含む)は問題点があれば治療して経過を見て改善なければ、他の疼痛専門外来医療機関への紹介かより長期間の経過観察となります。

 

 

 

例を挙げれば、

 

内科、口腔外科等で口腔内の痺れや痛みの原因が分からずに来院された方は、虫歯も悪習癖もありませんでした。

 

私の病院にいらっしゃった時は舌の萎縮が現れていたので鉄か亜鉛またはビタミンB12の欠乏等の異常が考えられます

 

しかし、これまでの血液検査で鉄の項目は検査されててもビタミンB12の項目がなかったので、追加で再度検査依頼を抱いたところ悪性貧血(ビタミンB12欠乏)の診断でその治療により口腔内の痺れ、痛みが改善された方もいらっしゃいます。

 

 

 

 

なので感覚的な異常の改善の為に当医院で治療を行い、症状の変化が見られない場合は診断が難しくなります。

 

 

 

客観的なものであれば治療が必要なのでご説明しますが、それが感覚異常とリンクしているかは実際治療して見ないと判断出来ないことも現実あるからです。

 

 

 

特に筋膜痛は歯の痛みに似た症状も引き起こすことがあるので要注意です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話は変わりますが、

 

 

歯内治療も毎回根の先まで治療出来ればいいのですが、それが難しい時もあります。

 

 

 

 

 

金属が根の先に詰まってしまっているケースです

 

 

 

 

専門家でないと分からないと思いますが、根の中に金属が見えます(左側の黒い穴の中)

 

 

 

 

色々と器具を使って取れてきたところです

 

 

 

今度は右の穴の中の金属を除去しようと試みますが、途中で金属が折れて根の先端に少し残りました

 

 

 

 

 

 

 

金属は残っていますが、痛みの再発もなく治癒も良好です。

 

 

 

 

金属が感染源にはならないのですが、しっかり薬剤で洗浄しようとすると取れればいいなといったところです。

 

 

 

治療は綺麗に詰めることでも、金属を取ることでもないと思っています。

 

 

 

 

感染しているものが取れて、生体の治癒反応がみられればそれは良しと判断します。

 

 

 

 

私は自分に出来る範囲内での治療を行います、どうか保険医療機関の一つということをご理解いただき来院の程宜しくお願い致します。

5-D アドバンスコース終了

2019年02月18日(月)

今月無事に一年間の歯科治療のセミナーが終わりました。

 

 

 

最終日は講師の先生方の伝えたいことを一日聴講する日だったのですが一番面白かったですね。

 

 

 

 

歯科治療には様々な方法や考え方があり、歯科医師は様々な考え方や知識を総合して治療法を決定します(保険の制約もありますが)

 

 

 

 

 

自分が選択しないだろう治療方法もこの聴講の中で「出来れば避けたい方法」として治療の経過を見せて頂くと

 

ああやっぱりな、と思えたり

 

 

 

ハイレベルなケースを見ると歯科治療の難しさを痛感します。

 

 

 

 

今後も知識のアップデートを行いながら、患者さんに還元出来ればと思います。

 

 

 

 

 

 

 

私は治療はシンプルに、トラブルが起きたら対応しやすく、患者さんの侵襲を少なくを基本的に考えています。

 

 

 

 

抜歯後はインプラントを避けることが可能であれば検討し、削らずに済むのであれば提案してみるようにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

根が割れて抜歯が余儀なくなった後の状態ですが噛み合わせをみるとセラミックの接着ブリッジも適応と考えました。

 

 

 

 

特にインプラントの場合は造骨も必要になる可能性があります、接着ブリッジであれば一本の歯の裏側を最小限に削り対応可能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

この接着ブリッジの場合は仮歯や接着前の処理を工夫しなくてはいけませんが殆ど歯を削らずに(左隣の歯の裏側のみ一層削っています)この結果であれば歯の保存に貢献出来たのではないかと思っています。

 

 

 

 

他にも

 

 

 

審美的な改善を希望された患者さんです

 

 

 

矯正治療もお話しましたが承認を得られず、歯周外科とダイレクトボンディングで対応しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

歯は一切削っていません

 

 

 

歯肉は単に切除すればいいわけではなくなぜこの形態になったのか、骨はどの位置にあるのかを確認する必要があります。

 

 

 

必要に応じて骨も理想的な形態に調節をかけた上で歯肉の形態も仕上げました。

 

 

 

 

歯を削っていないことはその後のトラブルへの対応も非常に簡単になります

 

 

 

 

車でも車検したり、メンテしたり、パーツ交換したりと必要になるのと同じく、口腔内もメンテが必要だったり、修復が必要だったりします。

 

 

 

 

いかに自分が対応可能な形で仕上げるかは大事な事だと思います。

 

 

 

 

気になるかたは一度ご相談してください

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