ダイレクトボンディングとは?
About Direct bonding
ダイレクトボンディングは、虫歯治療、破折修復、審美目的でも行われる治療です。
特徴
仕上がりが天然歯と同様の風合いになります。型取りの必要がなく、歯に直接歯科材料を充填し、形成します。
材料
使用する歯科材料は歯科用プラスチックが主です。力が大きくかかる奥歯でも、虫歯の大きさによっては最小限の侵襲でダイレクトボンディング治療が可能です。
施術時間
1本あたり約30分~90分で修復することができます。
施術当日に仕上がりを確認していただけます。
こんな症状の方におすすめです
- 金属の詰め物が気になる方
- 歯の大きさがバラバラの方
- 前歯の隙間が気になる方
- 歯の変色が気になる方
- 忙しくて複数回の通院が難しい方
- 金属アレルギーが気になる方
Case 1
Before
After
Case 2
Before
After
Case 3
Before
After
天然歯と見分けがつかないように詰めることが可能です。
Case 4
Before
After
Before
After
前歯の隙間改善が可能です。
ダイレクトボンディングを行うメリット
Merit01虫歯治療の場合、再治療のリスクを低減できる

歯を乾燥させて、素早く材料を接着していくので、金属の詰め物よりも隙間が生じにくいです。何度も塗り重ね、密着させることにより隙間に汚れが溜まることも防ぎ、比較的長期間使用することができます。
きしかわデンタルオフィスでは、成形時にマイクロスコープを使用しておりますので、より精密な歯をつくることができます。

感染の排除、湿度の調節を行い高品質の接着を行うことが出来ます。

さらにお薬を詰める際も段差、気泡が生じないように配慮して処置することで詰めた後の永続性を高めます。
02歯の削りすぎを防ぐ

金属やセラミックの詰め物を接着させるためには、周囲の健康な歯もある程度削る必要があります。
しかし、歯は体の組織のように再生することはないため、同時に寿命を縮めてしまうのがデメリットでした。
ダイレクトボンディングは必要な部分だけ削るだけで済むため、歯への負荷が軽減でき、最終的に歯の寿命を長くすることにつながります。

裸眼では隣の歯が虫歯治療の際に傷つけられることが高頻度で起こりますが、マイクロスコープと他の様々な器具を用いることで虫歯の歯をピンポイントで削ることが可能になります。
さらに虫歯を染めて化学的診断による除去を行うのですが裸眼では細部の虫歯の残存が高確率で起こります。ダイレクトボンディングでは必要な箇所を必要な削除量での対応が可能になります
03自然な歯を再現できる

ダイレクトボンディングで使用するコンポットレジンは、白い色で光も透過します。
1人1人異なる歯の色調に合わせて風合いを調整できるため、周りの歯と同じ色を再現し、本物の歯と変わらない自然な仕上がりにすることができます。
特に前歯などの口を開けたときに目立つ部位はダイレクトボンディング治療をおすすめしています。
04金属を使用しないことにより人体にやさしい

コンポットレジンは樹脂の一種で金属を一切使用しておりません。
唾液や酸で溶けにくいため、成分が体に蓄積することもありませんので、ご安心ください。
金属アレルギーの心配がある方もご使用いただけます。
05大きなインレーは注意が必要です

大きい金属の詰め物が奥歯に入っている方は金属の下に亀裂が入っていることもよくあります。亀裂が入ってしまった場合は今後その場所が割れたり、虫歯になるリスクが高いです。歯を長持ちさせるには最初の治療法の選択が大きく影響します。
※青矢印で示した部位に亀裂が入っています
きしかわデンタルオフィスの
ダイレクトボンディング
About our Direct bonding

マイクロスコープを用いた治療
マイクロスコープは裸眼よりも患部を3~20倍に拡大して見ることができる歯科用の顕微鏡です。
ミクロン単位での調整もマイクロスコープを使用することで実現でき、見た目も機能も優れた治療を行うことができます。
当院ではダイレクトボンディング治療でもマイクロスコープを使用して治療を行うことで、美しい歯を形成することはもちろん、接着もしっかり行うことができるため、高精度な治療を実現しています。